3Dプリンター買ったは良いけどどこに置こうかな?ってなってませんか?
この記事では、熱溶解積層方式の3Dプリンター、Prusa mini の設置について書いていきます。
熱溶解積層方式の3Dプリンターを置く環境について
モーターの駆動音を考慮
そこそこ大きめのモーターが4つ、常に動きながらプリントしていく機械です。カラーボックスとか空洞の大きい家具の上に置くと、家具と共振して駆動音が響き、かなりうるさくなります。安定したテーブルや、ラックに納めるのがおすすめです。
それでも気になる人は、3Dプリンターのゴム足に吸振材を敷くのをオススメします。100円ショップによくあるやつでOK。
直射日光を避ける
住宅事情で、3Dプリンターを窓際に置かざるを得ないという方もおられるはず。プルサミニのプラスチックパーツはPETG素材なのですぐに劣化することはないはずですが、なるべく直射日光が当たり続ける場所は避けましょう。
小さいお子さん、ペットに注意
ノズル、ヒートベッドが高温になるので、小さい子が手で触れない高さの場所に設置しましょう。
海外の3DプリンターフリークのInstagramを見ていると3Dプリンターと上手に共生してくれる猫もいるようですが、最初は警戒されるはずです。部屋の中を動き回るペットを買っている場合は、小さい子よりも注意しましょう。
Prusa miniの設置実践例
省スペースでOK
住宅事情で3Dプリンターを置くスペースが…となっている人にたいへんおすすめの3Dプリンター、それがPrusa mini(プルサミニ)です。
というのは、Prusaの3Dプリンター、PrusaMK3Sに比べて小さいからなんですよね。
今のところうちでは、ラックに並べているMK3Sに比べて、折りたたみデスクの右側にきれいに収まってくれております。
だいたいこれくらいの面積、高さがあれば大丈夫ですね。
3Dプリント中の音さえ気にならなければ、ワンルームでも問題ないです。とはいえ、プルサミニ自体かなり静音設計なので、部屋の隅に設置すれば音楽とかテレビとかかけっぱなしにしてれば気にならないくらいのノイズですよ。
フィラメントスプールを置く工夫
フィラメントのスプールを置く場所だけちょっと考えないといけないかもしれません。プルサミニと同じテーブルに置くとちょっと邪魔…
うちはプルサミニを置く場所の真横にラックがあるので、こんなふうに吊るして設置できますがなかなかそれは難しいという方もおられるでしょう。
で、オススメなのが、これです。
このように、真上に配置する追加装備や、横に配置する追加装備のデータもあるので活用すべきです。
USBメモリと電源アダプター
USBメモリを差し込むところがちょっと奥まってて、手を入れるのが億劫です…。
LANケーブルがあるので、将来的には「プルサコネクト」という仕組みで、パソコンとローカルネットワークでつながるみたいですが、この機能はまだまだベータ版。USB延長ケーブルを使うなど、USBメモリへのアプローチについて考えないといけないな…という感じです。
電源アダプターがけっこう重いのと、地味に場所を取ります。うちはこんな感じで配置して目立たないようにしていますが、もう少し工夫したいところですね。
このプルサミニは、自宅で運用する3Dプリンターの最適解です。中華製のプリンター、光造形機なども10台以上の3Dプリンターをいろいろ触ってきての結論です。日本のAmazonでの取り扱いがないのが残念ですが、僕はプッシュしてまいりますよ!
ではまた!